「格安SIM」とは、その名のとおりスマホなどでの通信を格安で利用できるSIMを提供している事業者のことです。
キャリアは自社回線を保有しているのに対し、格安SIMの多くはそれを間借りした上で利用者に通信を提供しています。
一部の機種を除いて、キャリアで使っていたスマホは格安SIMに乗り換えてもそのまま使えるよ。
先に結論を述べると、格安SIMでもキャリアと同じようにiPhoneが利用できます!
ただし、キャリアに比べて通信速度が遅かったり、最新iPhoneを販売している格安SIMが少なかったりなど注意すべき点も多いです。
iPhoneを格安SIMで使うメリットとデメリットをチェックしよう。
メリット | デメリット |
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本記事では、iPhoneを使うのにおすすめの格安SIMや、格安SIMの利用上のメリット・デメリットなどについて徹底解説していきます。
この記事を読めば、自分に合ったサービスを提供している格安SIMが見つかりますよ!
UQモバイル | ワイモバイル | OCNモバイルONE | mineo | BIGLOBEモバイル | |
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契約年数 | なし | なし | なし | なし |
1年 (データ通信SIMは縛りなし) |
月額料金 |
くりこしプランS +5G(3GB):1,628円 くりこしプランM +5G(15GB):2,728円 くりこしプランL +5G(25GB):3,828円 |
シンプルS(3GB):2,178円 シンプルM(15GB):3,278円 シンプルL(25GB):4,158円 |
500MB/月コース:550円 1GB/月コース:770円 3GB/月コース:990円 6GB/月コース:1,320円 10GB/月コース:1,760円 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
プランS(1GB):1,078円 プランR(3GB):1,320円 プランM(6GB):1,870円 |
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 | 契約事務手数料:3,300円 |
契約事務手数料:3,300円 SIMカード手配料:433.4円 |
契約事務手数料:3,300円 SIMカード発行料:440円 |
契約事務手数料:3,300円 SIMカード手配料:433.4円 |
平均速度実測値 |
下り:64.44Mbps 上り:11.75Mbps |
下り:66.58Mbps 上り:16.04Mbps |
下り:70.18Mbps 上り:12.15Mbps |
下り:44.61Mbps 上り:8.94Mbps |
下り:70.18Mbps 上り:12.15Mbps |
詳細 |
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iPhoneを格安SIMで使う前に確認したいデメリット
iPhoneを格安SIMで使う場合、キャリアと比較した利用上のデメリットがあります。
料金の安さと引き換えに、キャリアと比べて少し不便な面があるんだね。
デメリットの内容を押さえて、自分は格安SIMでも問題ないかチェックしていきましょう。
キャリアに比べて通信速度が遅い
格安SIMはキャリアの回線に比べて通信速度が遅く、料金が大幅に安い理由にもなっています。
3大スマホキャリアの回線と、主な格安SIM回線の平均通信速度を比較してみよう。
事業者名 | 平均通信速度実測値 | |
---|---|---|
キャリア | ドコモ |
下り:182.31Mbps 上り:18.29Mbps |
au |
下り:102.07Mbps 上り:15.96Mbps |
|
ソフトバンク |
下り:92.29Mbps 上り:17.85Mbps |
|
格安SIM | OCNモバイルONE |
下り:70.18Mbps 上り:12.15Mbps |
ワイモバイル |
下り:66.58Mbps 上り:16.04Mbps |
|
UQモバイル |
下り:64.44Mbps 上り:11.75Mbps |
|
mineo |
下り:44.61Mbps 上り:8.94Mbps |
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BIGLOBEモバイル |
下り:19.7Mbps 上り:8.99Mbps |
※参照:みんなのネット回線速度
格安SIMの中でも事業者によって通信速度は大きく変わりますが、いずれもキャリアよりは落ちてしまうのが一般的です。
一般的なスマホの用途の中で高速な回線が求められる例は、高画質動画の視聴です。
4K解像度による動画のストリーミングは下り15~25Mbps以上が推奨されています。
平均程度の速度が出れば、ほとんどの用途でストレスなく使えそうだね。
ただし、格安SIMの回線は安定性が低いので、時間帯や利用環境によってはこのように速度が平均よりも大きく下がることもあり得ます。
格安SIM開通記念
— じーぶら (@zeeebra7) April 12, 2022
回線スピードテストなう!
やはり遅いなw pic.twitter.com/1zwNIw2lTg
下り1Mbpsほどの速度が出ていれば、メッセージのやりとりやWebサイト・SNSの閲覧などは問題なくおこなえますが、多くのデータ量を使用する用途ではスムーズな利用ができない場合があるので注意してください。
大きなデータのやりとりや超高画質動画の視聴、オンラインゲームのプレイなどをいつでもスムーズにおこないたい人には不向きだよ。
WiFi接続時はスマホでの回線の品質は関係ないので、大容量の通信は安定したWiFi環境下でおこないましょう。
5G非対応の格安SIMが多い
現在、キャリア回線を中心に5Gの提供エリアが全国へ広がっていますが、格安SIM回線は5G通信に非対応であることが多いです。
今月で楽天モバイルの無料期間が終わるので違う格安SIMに乗り換え予定なんだけど、日本通信SIMが気になる…ただ初回手数料と5g非対応なのがどれだけ影響するのかが気になっちゃう🤔
— おみず (@okmmmm9) January 30, 2022
現在日常的に5G通信を利用している方は、4Gのみでの通信が遅く不便に感じてしまう可能性があります。
今非対応の格安SIM回線は5Gに対応できないの?
将来的には使えるようになる可能性が高いけれど、すぐには難しいかもしれないね。
2021年4月現在、5G通信に対応している・対応予定の格安SIM事業者は以下のとおりです。
5G通信の利用を切り捨てることで、月額料金をさらに抑えられる場合もあります。
5G通信が自分にとって必要かどうかを考えて契約する格安SIMを決めましょう。
必ず動作確認を行う必要がある
格安SIMはそれぞれ対応機種(動作確認済み機種)が決まっているため、手元の端末で問題なく通信を利用できるかどうかを契約前に確認する必要があります。
対応機種の一覧は、各事業者のWebサイトなどで確認できるよ。
SIMの対応機種ではない端末でSIMカードを利用すると、一部機能が利用できなかったり、通信自体が行えなかったりする可能性があります。
格安SIMの契約まちがえてから丸3日圏外で、WiFiだけで生きてました!
— chinpuchi(りえ)*5月ドールショウはお休み (@_chinpuchi) April 27, 2021
ただいま対応機種に変えて無事に生還しました😭👏👏
SIMが使えないと判明してからの端末変更や解約は手間と費用がかかってしまい、その間スマホでWiFi以外の通信が利用できなくなることもあるので、必ず契約申込を行う前に動作確認をして失敗を防ぎましょう。
APNや初期設定をすべて自分で行う必要がある
格安SIM事業者の多くは対面ショップを持っておらず、契約申込やその後のサポート申請をすべてオンラインで行う必要があります。
手持ちの格安SIMをネットで調達した未使用のドコモ端末に挿して機種変更が完了。
— 善行ひで (@kusala_hide) July 11, 2021
と思ったら、通話は出来るけど、データ通信が出来なかった。
いろいろ調べた所、格安SIM用のAPN設定が必要だった事が分かった。
自力で解決出来れば格安のメリットがあるけど、ハードル高いよね。
APN(電話番号を引き継いでの乗り換え)の設定や端末の初期設定なども、基本的には各事業者が用意したマニュアルを見ながら自分で済ませなければなりません。
スマホの操作に自信がない人には少し難しいかもしれないね。
スタッフの案内を受けながら初期設定を行いたい方は、実店舗での取り扱いがある事業者または遠隔サポートなどができる事業者を探しましょう。
最新iPhoneを販売している格安SIMが少ない
格安SIM事業者でも端末の販売を行っていますが、最新機種を取り扱っている事業者は少ないです。
特にiPhoneは1世代、あるいは2世代ほど前の機種しか購入できない場合があるため、新しい機種を使いたい方は他のショップでSIMフリーの端末を購入しましょう。
契約する事業者以外から端末を購入しても、機能の制限などはなく通常通り利用できるよ。
キャリア独自のサービスが利用できなくなる
キャリアから格安SIMへ乗り換える場合、そのキャリア独自のサービスがすべて利用できなくなります。
キャリア独自のサービスには以下のようなものがあるよ。
セット割や家族割によって現在の料金を安く抑えられている場合、格安SIMに乗り換えても通信費があまり変わらない可能性もあります。
格安SIMのキャリアメールなし、って別に問題ない気がしてたけど
— chica🌙*゚投資1年目 (@chica__22) March 3, 2022
ネット銀行のワンタイムがキャリアメール推奨だったなって。
基本的にWi-Fi、長く使ってるから大手だけど、そんな高くないんだよね🙄だから躊躇わずに乗り換え!ってなかなかならなくて🤦♀️
#格安SIM #節約
サービス登録にあたってキャリアメールが推奨されている、あるいはキャリアメールに限定されている場面もまれにあるので注意してください。
キャリア独自の機能は自分にとって本当に必要ないのかを考えながら乗り換えを検討しましょう。
セルラーモデルのApple Watchが利用できなくなる
現在キャリアのiPhoneとあわせてセルラーモデルのApple Watchを使っている方は、iPhoneを格安SIMにするとApple Watch単体での通信ができなくなってしまいます。
Apple Watch 3 セルラーモデル、格安SIMで使えないと知らずに買ってしまった。嗚呼無駄遣い
— tighm (@massoriverfield) May 27, 2018
セルラーモデルの単独通信はキャリアの回線を使うため、GPSモデルもある中であえてセルラーモデルを選んだ方にとって、最大のメリットが失われるのが格安SIMの欠点です。
iPhone本体とのペアリング機能は通常通り利用できるので、GPUモデルと同等の状態で使えますよ。
単独通信の魅力を捨ててでも格安SIMにしたいか考えないといけないね。
悪いことばかりではない!iPhoneを格安SIMで使うメリット
格安SIMにはキャリアと比較したデメリットが多くありますが、もちろん悪いことばかりではありません。
ここからは、格安SIMをiPhoneで使う際のメリットをご紹介します!
キャリアに比べて圧倒的に料金が安くなる
格安SIMの最大のメリットは、キャリアに比べて月額料金が大幅に安くなることです。
格安SIMにしてからマジで安くなった。
— あや|シンプルな暮らし (@minimalistaya) November 13, 2019
しかもポケットWi-Fi入れてこれ。 pic.twitter.com/gsq8fZgfBs
契約状況によっては乗り換え以前の半額になることもあるので、通信費を安くしたい方はぜひ注目してください!
Apple Storeで安くスマホが手に入る
格安SIMでiPhoneを使う場合は、端末を事業者からではなくApple Storeから購入する方が多いです。
実は、iPhoneはキャリア販売価格よりもApple Store販売価格のほうが安く設定されています。
iPhone 13の販売価格を比較してみよう!
販売店名 | 販売価格 |
---|---|
Apple Store | 98,800円 |
ドコモオンラインショップ | 111,672円 |
auオンラインショップ | 115,020円 |
ソフトバンクオンラインショップ | 115,920円 |
※すべて税込
独自の割引キャンペーンがある都合上、キャリアではスマホ本体の一括購入価格が高く設定される傾向にあります。
キャリアのショップ高すぎたのでアップルストアでiPhone買いました!
— 沼人⚫️ (@yadomidomi) January 28, 2022
なんでキャリアのショップは5万円も高いのか…
製品によっては数万円の差が出ることもあり、キャリアからの購入を避けスマホの費用を抑えられるのも格安SIMの魅力です!
昔使っていたiPhoneがもう一度利用できる
今の端末以前に使っていたiPhoneが手元に残っている場合は、格安SIMを契約してカードを挿入すれば再び通信を利用できます!
最低限の機能があれば良い2台目のスマホや、子どもに持たせるスマホとしておすすめだよ。
わたくし今から、昔使っていたiPhone4Sを娘に譲るべく、格安SIMで復活させようと思います。ちゃんと出来んのかな。ドキドキ pic.twitter.com/lZTAyQmBZS
— もなか🐧☂️ (@tsubamemonaka) February 20, 2016
iPhoneはAndroidと違いOSアップデートに長期間対応しているので、古い機種でも中身は最新機種と同じ状態で使えるのが魅力です。
使い道がなく持て余している端末が自宅にある方は、ぜひ新規購入ではなく再利用を検討してみてください。
お得なキャンペーンが活用できるかも
格安SIM事業者でも、キャリアのように多種多様なキャンペーンをおこなっていることがあります。
初期費用が安くなったり、オプション料金が一定期間無料になったりと内容はさまざまです。
支払額が減りお得になるものや、自分が活用できそうなものが特典となっている事業者を見つけましょう。
どこでSIMを契約するか検討するときは、キャンペーン特典の内容にも注目しよう!
iPhoneを使うのにおすすめの格安SIM5選
格安SIMの契約を検討しており、iPhoneを使う予定の方におすすめな事業者を5社ご紹介します!
上記5社は、格安SIMの中でもコスパの良いサービスを提供しています。
主な格安SIMのサービス内容をまとめて比較してみよう。
月額料金 (すべて音声通話+データ通信SIMの場合) |
平均速度実測値 | 家族割の有無 | |
---|---|---|---|
UQモバイル |
くりこしプランS +5G(3GB):1,628円 くりこしプランM +5G(15GB):2,728円 くりこしプランL +5G(25GB):3,828円 |
下り:64.44Mbps 上り:11.75Mbps |
あり |
ワイモバイル |
シンプルS(3GB):2,178円 シンプルM(15GB):3,278円 シンプルL(25GB):4,158円 |
下り:66.58Mbps 上り:16.04Mbps |
あり |
OCNモバイルONE |
500MB/月コース:550円 1GB/月コース:770円 3GB/月コース:990円 6GB/月コース:1,320円 10GB/月コース:1,760円 |
下り:70.18Mbps 上り:12.15Mbps |
なし |
mineo |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
下り:44.61Mbps 上り:8.94Mbps |
あり |
BIGLOBEモバイル |
プランS(1GB):1,078円 プランR(3GB):1,320円 プランM(6GB):1,870円 |
下り:19.7Mbps 上り:8.99Mbps |
あり |
J:COMモバイル |
1GB:1,078円 5GB:1,628円 10GB:2,178円 20GB:2,728円 |
下り:118.09Mbps 上り:12.26Mbps |
なし |
リンクスメイト |
100MB:517円 1GB:737円 5GB:1,210円 10GB:1,870円 20GB:2.970円 |
下り:117.31Mbps 上り:14.63Mbps |
なし |
IIJmio |
2GB:850円 4GB:990円 8GB:1,500円 15GB:1,800円 20GB:2,000円 |
下り:49.9Mbps 上り:11.51Mbps |
なし |
NUROモバイル |
NEOプラン Lite(20GB):2,090円 NEOプラン(20GB):2,699円 VSプラン(3GB):792円 VMプラン(5GB):990円 VLプラン(10GB):1485円 |
下り:46.77Mbps 上り:13.74Mbps |
なし |
※すべて税込
各種割引制度やオプションとの併用によって額面以上にお得に使える場合があるので、これからご紹介する詳しい情報もぜひチェックしてください!
UQモバイル
UQモバイルは、auと同じKDDIが提供している格安SIMです。
月額料金 |
くりこしプランS +5G(3GB):1,628円 くりこしプランM +5G(15GB):2,728円 くりこしプランL +5G(25GB):3,828円 |
---|---|
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 |
使用回線 | au |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:64.44Mbps 上り:11.75Mbps |
家族割の有無 | あり |
主なキャンペーン | ・オンラインショップから乗り換えで12,000円相当還元 |
※すべて税込
UQモバイルは、5Gに対応しているプランの手頃さと、格安SIMの中で比較的速い通信速度が魅力です。
UQモバイルの店舗やauショップなどでの取り扱いがあるので、対面で契約やサポート申請をしたい方はぜひ注目してください!
もちろんオンラインでの手続きも可能だよ。
ワイモバイル
ワイモバイルは、ソフトバンクグループが提供している格安SIMです。
月額料金 |
シンプルS(3GB):2,178円 シンプルM(15GB):3,278円 シンプルL(25GB):4,158円 |
---|---|
初期費用 | 契約事務手数料:3,300円 |
使用回線 | ソフトバンク |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:66.58Mbps 上り:16.04Mbps |
家族割の有無 | あり |
主なキャンペーン | ・親子割(子の月額料金が最大13ヶ月間割引) |
※すべて税込
ワイモバイルは、格安SIMの中で比較的高速な通信が利用できることが魅力です。
親子割や家族割による割引が手厚いので、家族で一緒に契約する方なら他社よりも大幅にお得になる可能性があります!
家族で格安SIMを契約しようと考えている人は、ぜひ料金のシミュレーションをしてみてね。
OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは、ドコモグループが提供している格安SIMです。
月額料金 |
500MB/月コース:550円 1GB/月コース:770円 3GB/月コース:990円 6GB/月コース:1,320円 10GB/月コース:1,760円 |
---|---|
初期費用 |
契約事務手数料:3,300円 SIMカード手配料:433.4円 |
使用回線 | ドコモ |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:70.18Mbps 上り:12.15Mbps |
家族割の有無 | あり |
主なキャンペーン | ・iPhoneなどの中古端末が1円(税込)~ |
※すべて税込
OCNモバイルONEは、先述したUQモバイルやワイモバイルよりもさらに高速な通信が魅力です。
提供元であるドコモの回線速度も3大キャリアの中で頭ひとつ抜けており、通信品質の面で安心できます。
格安SIMにも高速さを重視したい人におすすめだよ!
mineo
mineoは、au・ドコモ・ソフトバンクの3回線から好きなものを選んで使える格安SIMです。
月額料金 |
1GB:1,298円 5GB:1,518円 10GB:1,958円 20GB:2,178円 |
---|---|
初期費用 |
契約事務手数料:3,300円 SIMカード発行料:440円 |
使用回線 | au・ドコモ・ソフトバンク |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:44.61Mbps 上り:8.94Mbps |
家族割の有無 | あり |
主なキャンペーン | ・新規契約で3ヶ月間月額料金割引 |
※すべて税込
mineoでは、月1GB~20GBの幅広い選択肢が用意されています。
「ゆずるね。」や「フリータンク」など、mineo独自のサービスやオプションも豊富です!
自分に合っていて活用できそうなサービス・オプションが多い人におすすめだよ。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、au・ドコモの2回線のうち好きな方を選んで使える格安SIMです。
月額料金 |
プランS(1GB):1,078円 プランR(3GB):1,320円 プランM(6GB):1,870円 |
---|---|
初期費用 |
契約事務手数料:3,300円 SIMカード手配料:433.4円 |
使用回線 | au・ドコモ |
契約年数 |
1年 (データ通信SIMは縛りなし) |
平均速度実測値 |
下り:19.7Mbps 上り:8.99Mbps |
家族割の有無 | あり |
主なキャンペーン | ・エンタメフリー・オプション申し込みで最大6ヶ月無料 |
※すべて税込
BIGLOBEモバイルの大きな魅力は、音声通話SIMに+308円(税込)/月で利用できる「エンタメフリー・オプション」です。
YouTubeをはじめ、動画・音楽・ラジオといった全21種のエンタメアプリがデータ量無制限で使えます!
エンタメアプリ利用のために大容量プランを検討している人は、小容量プランを契約してこのオプションを活用すれば料金を大幅に抑えられるよ!
格安プランのおすすめ
スマホの料金を下げるなら、キャリアが展開している格安プランにも注目です。
一部機能が使えなくなるなどのデメリットはあるものの、キャリアのメインプランと格安SIMの良い所を取った使い方ができます!
現在のキャリアにこだわりがある人にもおすすめだよ。
楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天の自社回線とauのパートナー回線による通信が可能なキャリアです。
月額料金 |
~1GB:0円 1GB~3GB:1,078円 3GB~20GB:2,178円 20GB~:3,278円 |
---|---|
初期費用 | なし |
使用回線 | 楽天(パートナー回線:au) |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:38.59Mbps 上り:20.36Mbps |
家族割の有無 | あり |
主なキャンペーン | ・乗り換え+iPhone購入で最大35,000円相当還元 |
※すべて税込
楽天モバイルは、月初~月末のデータ使用量によってその月にかかる料金が変動するシステムのプランを提供しています。
月20GBを超えた場合は、楽天回線圏内なら何GBでも3,278円(税込)で使い放題です!
自宅や主な生活圏が楽天回線圏内である人におすすめだよ。
ahamo
ahamoは、ドコモが自ら提供している格安プランです。
月額料金 | 2,970円(20GB) |
---|---|
初期費用 | なし |
使用回線 | ドコモ |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:111.18Mbps 上り:13.18Mbps |
家族割の有無 | なし |
主なキャンペーン | ・「大盛りオプション」申し込みで2,000円相当還元 |
※すべて税込
ahamoは、月20GBまでの通信と5分間のかけ放題がセットになっているプランを提供しています。
2022年6月より、月間データ容量に80GBを追加可能な「大盛りオプション」が開始し、合計4,950円(税込)/月で100GBの利用も可能です!
日常的に電話をかける機会があり、かけ放題オプションが必要と考えている人におすすめだよ。
LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクが自ら提供している格安プランです。
月額料金 |
ミニプラン(3GB):990円 スマホプラン(20GB):2,728円 |
---|---|
初期費用 | なし |
使用回線 | ソフトバンク |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:68.89Mbps 上り:16.59Mbps |
家族割の有無 | なし |
主なキャンペーン | ・通話オプション申し込みで1年間500円/月割引 |
※すべて税込
LINEMOは月3GBと20GBの2種類のプランを提供しています。
LINEアプリでのトークや音声・ビデオ通話、データの送受信などがデータ量無制限でおこなえる「LINEギガフリー」が魅力です!
普段からLINEを多く利用する人におすすめだよ。
povo
povoは、auが自ら提供している格安プランです。
月額料金 |
基本料金0円 1GB/7日:390円 3GB/30日:990円 20GB/30日:2,700円 60GB/90日:6,490円 150GB/180日:12,980円 |
---|---|
初期費用 | なし |
使用回線 | au |
契約年数 | なし |
平均速度実測値 |
下り:95.25Mbps 上り:14.56Mbps |
家族割の有無 | なし |
主なキャンペーン | ・新規加入で10日分データ使い放題(対象トッピング購入で合計最大30日分) |
※すべて税込
povoは、基本料金(=回線維持費)0円のプランを契約し、そこに利用者が必要な要素を「トッピング」として購入・追加するシステムです。
使う分のデータ容量を毎月購入したり、長期間使える大容量をまとめ買いしたりと自由な使い方ができます!
毎月のデータ使用量に大きなばらつきがある人や、回線を一切使わない期間が生まれるかもしれない2台持ちの人におすすめだよ。
iPhoneを格安SIMで使っても問題ない人はこんな人!
ここまで解説した内容を踏まえて、iPhoneを格安SIMで使っても問題なく大きな不便を感じずに利用できるのは以下のような人です。
通信料金を抑えたい人
格安SIMを使う上でのメリットは、なんといっても料金の安さです。
セリフ「”格安SIMを使う人=通信料金を抑えたい人”とも言えるね。」
iPhoneを利用するにあたり料金を抑えることの重視をしたい人は、ぜひ格安SIMに注目してください!
WiFi環境下で利用する場面が多い人
キャリアと比べた格安SIMのデメリットに、通信速度の遅さ・安定性の低さがあります。
大きなデータのやりとりや高画質動画の視聴、オンラインゲームのプレイなどはしにくい場合があるよ。
WiFiに接続しての利用であればスマホ回線の品質は関係ありません。
安定したWiFiがある環境でスマホを利用する場面が多い人の場合、大きなストレスを感じずに格安SIMを使えるでしょう。
2台持ちを検討している人
格安SIMは、スマホの2台持ちを検討している人のサブ機としておすすめです!
格安SIMのデメリットである通信の遅さ・不安定さ、機能の少なさなどで困ったときは、もう1台のキャリアスマホを使うことでカバーできます。
スマホの基本的な機能は押さえつつ、最低限の料金で2台目を使えるよ!
格安SIMでiPhoneを使うまでの手順
格安SIMを契約し、iPhoneで通信の利用を始めるまでの手順を解説します!
①MNP予約番号を取得する
乗り換えにあたって現在使っている携帯電話番号を格安SIMに引き継ぎたい場合は、「MNP予約番号」が必要です。
MNP予約番号は、契約中の事業者に連絡することで取得できるよ。
MNP予約番号には取得後15日間の有効期限があるので、失効する前に格安SIMの契約申込を済ませるようにしましょう。
MNP予約番号を取得する前に、乗り換え前の回線を解約してしまわないよう注意してね。
②iPhoneのSIMロック解除を行う
格安SIMの契約時に、手元のiPhoneを購入したキャリア以外の通信回線を選択する場合は、通信の利用にあたって「SIMロック解除」が必要です。
”SIMロック解除”は、端末の販売元以外の回線を利用できるようにするための手続きだよ。
SIMロック解除の方法は販売元キャリアや機種によって異なるので、各キャリアやAppleのWebサイトなどを参照してください。
③希望の格安SIMの契約申込を行う
契約する格安SIMを決め、店舗の窓口や各社のWebサイトから契約申込をしてください。
iPhoneを新たに購入する場合は、この段階までにSIMフリー端末の購入も済ませておこう。
④SIMを受け取り、iPhoneに挿入する
契約が無事完了したらSIMカードを受け取り、手元のiPhoneに挿入してください。
⑤回線切り替え手続きをする
電話番号を引き継いでの乗り換え(MNP)の場合は、回線の切り替え手続きが必要です。
この手続きが済むまではSIMカードを挿しても通信が利用できないよ。
手続きの方法は事業者ごとに異なるので、SIIMカードとともに受け取った設定マニュアルを見ながら進めてください。
⑥APNプロファイルをインストールする
iPhoneで格安SIMを利用するには、端末に「APNプロファイル」をインストールする必要があります。
こちらも手元の設定マニュアルを参考にダウンロード・インストールを済ませてください。
格安SIMでiPhoneを使う際によくある質問
格安SIMでiPhoneを使う際によくある質問と、その回答をまとめました。
ここまで解説した内容をおさらいしよう!
iPhoneを格安SIMで使うメリットとは?
iPhoneを格安SIMで使うメリットは、以下の4つです。
格安SIMの強みは、さまざまな面での料金の安さ・お得さにあるよ。
本記事内の「悪いことばかりではない!iPhoneを格安SIMで使うメリット」では、iPhoneを格安SIMで使うメリットについてさらに詳しく解説しています。
iPhoneを格安SIMで使っても問題ない人はどんな人?
iPhoneを格安SIMで使っても問題ないのは、以下のような人です。
これらにあてはまる人なら、大きな不満もなく格安SIMを使えるよ。
本記事内の「iPhoneを格安SIMで使っても問題ない人はこんな人!」では、上記のような人が格安SIMを問題なく使える具体的な理由についてご紹介しています。
格安SIMでiPhoneを使うまでの手順とは?
格安SIMでiPhoneを使うまでの手順は以下のとおりです。
現在の電話番号とキャリアで購入したiPhoneをそのまま格安SIMでも使う場合は、新規契約よりも少し手順が増えるよ。
本記事内の「格安SIMでiPhoneを使うまでの手順」では、格安SIMでiPhoneを使うまでの手順をより詳しく解説しています。
まとめ
iPhoneを格安SIMで利用することのメリット・デメリットについてご紹介しました。
メリット | デメリット |
---|---|
デメリットの内容を踏まえて、大きな不便を感じずに使えそうな人は格安SIMがおすすめだよ!
通信料金を抑えたい人やiPhoneをWiFi環境下で利用する場面が多い人、スマホの2台持ちを検討している人はぜひ格安SIMに注目してみてください。
これから格安SIMの契約を考えている方におすすめの事業者は以下の5社です!
今回解説した内容を参考に、ぜひ自分に合ったサービス内容の格安SIMを見つけてください!
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